施設管理費より387万円浮かせられるコストを発見!
売上upだと1億2,900万円に匹敵!
手続きも簡素化されて効率アップ!
高級温泉旅館の事例
「さまざまな事業者にサービスを委託していたので、年がら年中さまざまな手続きで煩雑になっていました。」
「かなり大きな金額になってはいるものの、全体像がつかみにくく、何が合理化できるのか理解しずらい状況でした。」と新しく着任された総務部長さんが開口一番おっしゃいました。
かなりゆったりした造りの温泉旅館で、有名な宮大工さんを擁するチームが関わって建設されたそうです。絶景の、露天風呂付きのお部屋もあり、料理も素晴らしい旅館でした。
コスト意識が非常に高い部長でした。
「全く別部門から当職への抜擢で、何も知識がない。一から全てを勉強しながら確認していく方針です。今まで当社が行って来たことは何も気にせず、大西さんが良いと思ったことは、何でも提案してください」と、私にとってはやる気がみなぎる言葉を頂きました。
実態を確認するために、専門の調査機関を派遣するなど、全体像をつかむことにフォーカスし、「どうあるべきか」という在り方を追求しようと取り組みました。
その結果、387万円という金額を削減できることが判明しました。
当時、この旅館の売上高に占める経常利益の割合は3%でした。
387万円の支払いが減るということは、利益が387万円増えることにもなります。
一方、売上を伸ばして387万円利益を増やすなら、387万円÷3%で1憶2,900万円増収させないと達成できません。
あなたなら、どうやって2か月で1憶2,900万円の売上アップを実現しますか?
おそらく、社内は当然、取引先などにも協力してもらいながら、全員一丸となって戦略を回す。それなりに、費用も時間もエネルギーもかけていく。そうすることによって、やっと達成できるのではありませんか。
逆に考えれば、「1憶2,900万円増収分の利益を捨て続けていた⁉︎」ようなものです。
実際問題、この旅館にはどんな苦労が発生したのでしょうか。
イニシャルコストは一切かかっていません。
総務部長にしてもらったことは、旅館や機械設備の間取図、配置図と仕様書、契約書、請求書の類の書類を集めることを部下に指示してもらい、それらを私に開示したことだけの、
数時間もかからない作業です。
総務部長の労力は、たったこれだけで、あとは私からの報告を待ち、そして聞くだけで、このような結果にたどり着きました。
さらに、副産物として、事務ロードも簡素化され他の重要な事柄にあてる時間が創出できたという、資金と時間の両面に対して成果のでた事案となりました。
Before | After | 改善効果 | |
施設管理費 | 12,733,440円 | 8,864,690円 | 3,868,750円削減 |
手続き件数 | 17件 | 1件 | 事務が大幅に簡素化 |
対応窓口 | 5か所 | 1か所 | 窓口集中化で対応が容易に |