大物狙いの第1次調査で644万円コスト削減!
電力料金の削減だけで22.15%ダウンの323万円!
合計33項目の間接経費から総額859万円をコストダウン!
地域ナンバーワン結婚式場の事例
「色々やっていたのを縮小し、コアの業務に集中して改善に取り組んでいます。」
「うちはオオバコなのでどうしても維持費が多くかかります。」
「営業で色んな提案をされますが、どうやった選んだらいいのやら、また信じていいものか・・・」
ここ数年、結婚式の小型化がトレンド化していく影響で、1回の挙式で従来のような売上が立たないことが増えました。そのせいで、集まる祝儀も少なくなり、クレジットを組んで式をあげるカップルが増え、なかには返せなくなるようなケースもあり、当式場の業績も年々悪化していきました。
一方、県内ナンバーワンと言われるほど当式場施設はゴージャスで、そのせいで、金融機関からの借入金残高が大きく、毎月返済額もかなり大きいため、資金繰りにはいつも苦しんでいました。
そして金融機関からは、「役員報酬を減らすなど何か経営改善をしてくれないと、こちらも今までのように貸し続けることはできない」と収支改善を迫られていました。
そんな状態の当式場社長は、まずは目立つ大きい支出から改善しようと思い、弊社サービスに興味を持たれたのです。
社長は開口一番「先生の得意分野はすぐに成果が得られるものが多いと聞きました。うちの場合、施設の維持管理に関わるものや人に関わるものが特に大きくなっています。このあたりから早速お願いできませんか。」と言われました。
私は、取扱っている20分野60項目のコストについてカンタンに説明した後、2段階に分けて調査を行い、スピーディーにキャッシュを残す取組とじっくり成果をだす取組を同時進行させることにしました。
第1次調査では、支出総額の大きなエネルギー、法定福利費、施設管理費などの分野で3種類を抽出して、6,446,177円を支出せずに済む方法を示しました。その内なんと50%近い、3,229,801円はエネルギー分野のコストでした。早速それらの3分野の改善にとりかかり、エネルギー需要が高くなる冬場に差し掛かる前に改善策を導入させることに成功しました。
秋口にそういった実践を進めながら、残りのコストについてスクリーニングしていき、さらに40数種類の重点チェックをかけるべきコストを選びだしました。
チェック対象分野として残ったのは、私が取扱う20分野ほとんど全てに達しました。
今まで利用していたサービスをそのまま使い続けるにも関わるず、その提供窓口を変更するだけで、支出を減らせられるものや、10社に分かれて委託していたメンテナンスを1社にまとめることで32.49%ダウンの821,980円を抑えられることになりました。最終的には、7分野33項目から総額8,595,416円を削減できることになり、金融機関からも評価される取組へと発展しました。
分野 | 改善前 | 改善後 | コスト削減額 | 削減割合 |
通信費 | ¥1,063,668 | ¥683,100 | ¥380,568 | 35.78% |
エネルギー | ¥18,089,242 | ¥14,684,267 | ¥3,404,975 | 18.82% |
施設管理費 | ¥2,342,358 | ¥1,856,626 | ¥485,732 | 20.74% |
衛生管理費 | ¥3,105,244 | ¥2,632,200 | ¥473,044 | 15.23% |
設備保守費 | ¥2,530,000 | ¥1,708,020 | ¥821,980 | 32.49% |
決済関係費 | ¥816,625 | ¥587,732 | ¥228,893 | 28.03% |
法定福利費 | ¥24,590,664 | ¥21,790,440 | ¥2,800,224 | 11.39% |
合計 | ¥52,537,801 | ¥43,942,385 | ¥8,595,416 | 16.36% |
41,744,309円の売上アップに匹敵する資金創出! |